ゼッタイ大事!!健康維持の基本「水分補給」について
2025.06.01
「身体の約60%は水分で構成されており、こまめな水分補給は大切」といわれますが、どうして大切なのでしょうか?
人間の「体内水」は細胞の内外(血液、リンパ液、脳脊髄液、臓器の隙間を満たす間質液)にあります。
また、筋肉の75%以上は水分ですし、皮膚も約70%が水分、骨も1/3は水分でできています。
これらの体内水は全身を循環して隅々にまで満たされることで、臓器、血液、身体のあらゆる組織が正常に機能しています。
逆にいうと体内水の減少や循環が滞ると機能が低下・停止してしまいます。
そうなると身体に不調が起こることは容易に想像できると思います。
その不調は体内水トラブルが原因かも?
①慢性脱水症は日常的な水分不足で軽度の脱水状態が続いて症状を招いています。
3~10%の不足では、疲れ、だるさ、頭痛、めまい、食欲低下など。
10%以上の不足では、意識障害、死に至る恐れがあり、僅か数%の不足でも及ぼす影響は甚大です。
②むくみがあると末端の神経が圧迫され、冷えや痺れが出ます。
むくみは過剰な塩分、運動不足などにより細胞の外にある体内水を取り込もうとして生じます。
このように水分補給は身体にとって必要不可欠となっています!